「空き家」一覧

空き家になった実家を処分する前に考えておくべきことについて説明しています。権利関係、家の基本仕様、お金関係について把握することは、特に大切です。家の基本仕様の部分については、土地の測量図、境界確認書、建築確認証および検査証、建築設計図書などで確認することができます。

空き家にしておくことの問題点について見てきました。空き家にして適切な管理をしていないと、近隣の方へ迷惑をかけることになってしまいます。例えば、環境の悪化、不審者の侵入、放火、家屋の倒壊などです。 特に空き地、空き家の相談の中で一番多い相談ごとは、老朽化した家の倒壊の危険性となっています。日本の家屋は木造建築のものが多く、定期的な換気ができていないとどんどん傷んでしまいます。

誰も住んでいないとしても、空き家を維持するためには、それなりの最低限の維持や管理が必要になってきます。空き家の管理がどうして必要なのか、また、空き家の管理にどれくらいの費用がかかるのかについて説明しています。空き家を管理するのに、固定資産税や都市計画税に加えて、光熱費（電気・水道）、管理費がかかり、さらに空き家の場所が遠ければ交通費や時間もかかります。総額すると、年間に50万円以上の費用がかかることになってしまうのです。

ハクビシンやアライグマが空き家にどんな影響を与えるのか、気をつけるべきことについて説明していきます。近年、田舎だけでなく、東京都内、23区内でもハクビシンやアライグマの目撃・捕獲例が多く報告されていますが、この害獣増加の原因の一つに、空き家の増加が関係しています。一見すると、かわいい動物というイメージがありますが、感染症の媒体源となったり、家にも大きなダメージを与えることがわかっています。

空き家問題の現状と課題について説明していきます。近年、空き家問題が課題になっています。そのため多くの自治体が空き家問題に取り組んでいます。政府でも増え続ける空き家に対応するために平成26年11月に空き家等対策の推進に関する特別措置法が成立し、公布しています。その後、平成27年2月に一部を除き施行され、5月に完全施行されています。